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4月8日 イナベMSL

 

この日は4月にしては寒かったと思います。走行していると指先が冷える感じがありました。昼を過ぎて1時か2時かそのぐらいの時間に到着。モト六さんがいて、80の子がリズムセクション?を1個目から飛ぶというので…

私飛べますよ! と、言ってみたところ…

じゃあ、早く準備して、飛んでみてくださいよ、というので…

いきなりはやめておきたかったのだけれども、2周目から飛びました。

 

何か事情があってパドックに戻ったのだけれども憶えていません。

 

2回目の走行、10分ぐらい走ったところでモト六選手が追ってきました。いつもはすぐに追いつかれるのだけれどなかなか追いついてこないので、周回遅れに引っかかってるふりをして待ってみたりして…

モト六選手のヘルメットカメラ

抜かれる前のストレートから、私のヘルメットカメラ。

連続ジャンプの入口でインに入られたので、無理はせずに前に出しました。その後3周ぐらい追いますが、モト六選手はあまり調子が良くないようで、コーナーでバランスを崩して足をついたりしている感じで…

このまま走り続けると転倒して終わるパターンになると思って、やめました。40分ぐらい走っていたと思います。気温が低いと体力的にr楽だし、路面が生乾きでグリップがいい状態でした。ギャップは多くて一本ラインっぽい感じではあったと思います。

 

パドックで休んでいるとモト六選手が戻ってきて、何か気になるらしくごちゃごちゃ話していましたが…

走行時間終了まで残り10分ぐらいから走りました。

今回は私が追います(私のヘルメットカメラ)

体力も回復しているだろうと思ったので、ラインを変えながら前にでるつもりで走っています。結局、 モト六選手が逆バンクで失敗して前にでました。

その後RM85が追いついて来たので、前に出してからなるべくついていこうとはしてみました。でも、すぐにチェッカーを振られて走行終了でした。

モト六選手のヘルメットカメラです。

走行終了時点でパドックにはだ誰もいませんでした。チェッカーを振るのがやや遅かったようで、15分間ぐらい走っていたような気がします。

 

帰宅したのは18時ぐらいでその時の気温が7℃ぐらいでした。

 

電磁弁VDW10AZ1D

 

空気用を発注するつもりが水用で、また、体格ちがいで小型の製品が存在するということに気がつかず、大型の方を注文してしまいました。

空気用の小型を発注しなおして、届いた品物が以下の写真です。

値段は1500円/個程度で大型の製品より安いですが、価格のちがいは主にワンタッチ継ぎ手の有無のような気がします。製品のラインナップとしては、小型ボディでワンタッチ継ぎ手付きの製品も存在するようですが在庫がありませんでした。

 

小型と大型の比較です。

重量で比較すると、小型は45g、大型は80gです。

今回の場合、小型はワンタッチ継ぎ手が後付けになりますが、写真を見てのとおり重量増になると思います。

 

小型でも大型でも最高出力(最高圧力差)は変わりがありません。

なぜそんなことができるかというと、内部構造はポペット弁でポート径が小さければバルブを保持する力も小さくて済むからです・

以下の表より、ソレノイド(電磁石)の消費電力を比較すると、小型は2.5W、大型は3Wで違いがあります。

 

では、小型は何が不利なのかというと?

まず、流せる流量が違います。空気なら小さい穴でも抵抗は少ないですが、液体だと抵抗が増えて流せる量が少なくなります。

2つ目にポート穴や部品の加工精度は大型でも小型でも同じであるため、製品のバラツキなどは小型の方が大きくなります。交換したら調子が変わるというのは小型の方が発生しやすいはずです。

3つめですが、一般的に電気素子は体格が大きいほど放熱性が有利です。今回の場合、小型の製品は消費電力が2~3割小さいですが、重量は半分ぐらいです。より正確には表面積で比較するといいのでしょうが、大きい製品の方が有利な可能性があります。温度が上昇するとソレノイドコイルの電気抵抗が増えるため応答速度が遅くなる可能性は考えられます。

 

WEBカタログ

 

エンゾー式サブタンク1回目試作

 

エンゾーレーシングのロス・マエダ社長から、フロントフォークに取り付けるサブタンクをもらったことがありました。15年ぐらい前の話です。

左右別々に2つのタンクがあって、フロントフォークとはホースでつながっていました。タンク側にニードル絞りがあってエアの流れを絞る構成でした。

エンゾーレーシングの隣の店舗は、カーボン製品のバーグレーシングということで、タンク本体はカーボンでできていました。ボトムというか円筒カーボンの両端をふさぐパーツは切削品だった気がします。品物がカーボンだからなのか?接着剤で固定されていたようです。数年後には劣化して外れてしまいました。捨ててはいないと思うので、どこかに残骸が残っているはずですが…

エンゾー式サブタンクを取り付けると、フロントフォークのエアが増えるためエア反力が減少します。油面を落とすような効果があります。ロス氏の説明では50ccぐらいは作動油を足した方がいいということだったと思います。

絞りがあるため、フロントフォークが勢いよく縮む場合にはサブタンクが無い状態に近くなり、ゆっくりと沈む場合には油面が低くなったような感じになります。おおざっぱにいえば、ブレーキングではフロントが沈むが、車速が高かったりジャンプした場合はフロントが高めになる感じだと思います。

 

それで…

同じ機能を持つ品物を「通販で買える部品だけで」制作してみました。

サブタンクは1個にまとめて左右のフォーク両方につなぎます。サブタンク本体は米式バルブのついた再利用可能なスプレー缶です。スプレー缶なのでスプレーすればフォーク内圧を大気圧に戻すことができます。

ホース内径はΦ2.5mmです。耐圧の問題で細いチューブを使いたいという用件があります。ただし、この手のサブタンクは作動油がエアと混じって噴き出してくる場合があって、その場合は絞りが強くなるような状態になります。

 

絞りは汎用の絞り弁を使います。

SMCという会社の製品は、他社の製品よりも耐圧が高いようです。

本体に油圧回路図が刻まれていますが、戻る方向はチェックになっていて絞りが働かない構成になっています。

構造図です。

チェック弁機能を実現しているのはUパッキンのようです。また、絞り部はUパッキンの内径あたりにあります。

 

組みたて前の部品です。

ナイロンホースは数百円で数メートル買えます。スプレー缶が高めで4000円ぐらい、絞り弁はスピードコントローラと呼ばれていて1000円~1500円ぐらい、継ぎ手の類は安いものは300円ぐらいから、高くても800円ぐらいの場合が多いようです。計算していませんが、材料代だけだと8000円ぐらいではないでしょうか?

ナイロンチューブを切る専用工具があります。これも1000円しないぐらいだと思います。

フロントフォークのエア抜きビス5

 

M5のメスネジを4mmチューブに接続できる継ぎ手が届きました。

どうやら、パッキンの類は付属していないようでした。

シールテープを巻きます!

実は、シールテープを巻いた経験は数回ぐらいしかありません。もう忘れてしまっていましたが、たいへんに薄くてたよりない感じのテープです。

使い方の説明を読んで2回転巻いてみました。

Oリングは取り外して、向かって右側からフランジナットを組み付けましたが…

中空イモネジの先端がシールテープでふさがってしまっていることに気がつきました。

巻きなおしたところです。

一度巻いてナットを通したシールテープははがせない感じのようです。さらに2回転ほど巻いて、イモネジ先端部は刃物で削り落しました。

再び、フランジナットを組み付けました。

シールテープを厚く巻いていますが、まだ余裕がある感じでした。もっとたくさん巻いてもいいのかもしれません?

 

継ぎ手を組み付けて完成しました。

下の物が完成品です。上の品物は市販のエア抜きボタンですが、クビ下長さを比較すると今回組みたてた品物の方が多少短いようです。

 

車体に取り付けてみました。

まだ仮組でナットにトルクはかけていません。

上の方に見える透明なチューブはΦ4mm×Φ2.5mmのナイロンチューブで、耐圧は1.5MPaです。継ぎ手などの部品は耐圧が1MPaの場合が多いですが、SMC他一部のメーカーだと最高耐圧3MPaぐらいの場合があります。

米式バルブから4mmナイロンチューブへの継手

 

6mmのウレタンホースやワンタッチ継手はホームセンター(バロー)にも置いてあることがわかりました。

左端の品物はガスコンロに付いているものに似ていますが、タケノコと呼ばれているようです。ホースバンドもガスコンロっぽい品物です。

 

先日切った米式バルブの延長ホースを4mmのナイロンチューブに接続したいと思っています。

米式バルブのアダプタとタケノコ

タケノコの先端が長くこのぐらいまでしか入りませんでした。

抜こうと思っても抜けないので、このままにしておきます。

次に作業するときはパーツクリーナーで濡らすか、接着剤で滑らせてみようかと思います。

ホースバンドで締めつけました。

ホースバンドの対応外径が6~13mmのところをゴムホースの外径は12mm程度なので、丁度よい感じです。

 

次に、Rc1/4とRc1/8をつなぐ継ぎ手と、Rc1/8から4mmチューブへの継ぎ手を取り付けます。※今回は仮組だけです。

そもそもの目的は、米式バルブのついたエアタンクを空気圧装置に接続したいということです。先日の補充可能なスプレー缶に接続してみました。

米式バルブがついていればなんでもいいので、例えばタイヤとか?でもいいかもしれません。

 

通販で買ったRc1/4から4mmチューブの継ぎ手が見つかりました。

圧力ゲージと一緒に買ったつもりだったのかもしれませんが…圧力ゲージの方はテーパネジのようです。

今回のタケノコには適合します。

ホームセンターには、ねじゲージのような物が並んでいました。継ぎ手の類がいろいろ置いてありましたが、元々あった位置から移動してしてしまったりしているものも多く、やはり紛らわしい品物なのだろうと思いました。

 

補充可能なスプレー缶

 

使い捨てではなく、噴霧する液体とガスを補充できるスプレー缶の製品が存在します。

いくつかの製品が存在しますが安いものは3000円ぐらいです。

写真はそのうちの一つですが、使い捨てではないだけあって、缶の厚みもあって塗装も厚く塗られているようです。バルブ付近は切削品のように見えます。

 

ガスまたはエアーを補充するバルブは米式になっています。

米式バルブなので、ムシを取りはずすことができます。

 

スプレーノズル部を引き抜いてみました。

ただのパイプではなく、抜けどめの段差があって、太さも使い捨てスプレー缶よりは太いようです。スプレーノズルなのでリリーフ弁の役割ができます。

 

延長ホースを取り付けて、アキュームレータとして使えないかと思っています。

電磁弁VDW22DZ1D

 

CRFのバッテリー

米式バルブ延長ホース

タイヤに空気を入れるバルブには、英式、米式、仏式があって、車やバイクのバルブは米式です。フロントフォークやリアクッションに付いていることがあるバルブも米式です。

米式バルブの延長ホースという製品が存在します。

とりあえず2種類入手

入手した目的は、米式バルブから空気圧装置への継手を作ることです。

切断してみました。

どちらもゴム製品でした。

太い方は、外径12mm、内径5mm程度、

細い方は、外径7mm、内径4mm程度でした。

細い方は布の網組とセットで強度と剛性を出しているようなので、切って使うという使い方は難しそうです。

 

 

マッキベン型ゴム人工筋肉でステアリングダンパー

利点があるとすれば…

1.重量が軽い

2.ライダーの体に干渉しても大丈夫

3.柔軟性がある

4.制御すればハンドルを操作できる