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ブラシレスモーターの実験

2年も前の話になってしまいましたが、ブラシレスモーターを制御してみたくなって電子工作キットを購入していました。

なぜそんなことをしようかと思ったかというと、2年前なので2016年の12月になりますが「自分の親の名前」で特許検索をしてみたところ、6件出てきてましたが、それらはいずれも交流モータの駆動に関する出願でした。

本人に確認してわかったのですが、自分の父親は交流モータを使った設備を計画するような仕事をしていたようです。駆動回路の部分はサイリスタといってダイオードやトランジスタの仲間のような素子を使って制御していたようです。自分が小学生のころで長崎に住んでいました。

ところが技術革新というのは恐ろしいもので、自分の年齢でいうと小学校高学年ぐらいの時期にマイクロプロセッサで電界効果トランジスタを切り替えるインバータと言われる方式が主流になったようです。

コンピュータで自在に制御できるため汎用性が高く、急激な変化が起こったようです。長崎市には路面電車があって、ベルを鳴らしながらゴロゴロゴロっと走るのでチンチン電車などと言われていましたが...自分が6年生ぐらいの時にはブィーンと高周波な音を出してなめらかに加速する車両が走り始めていました。 → VVVFインバータの車両 

産業用ロボット革命というのもこのころからからだったかもしれません。子供の話でいうと機動戦士ガンダムが流行っていた時期です。

自分の父親はというと、コンピュータはほとんどわからない感じです。部下にはマイコンが得意な人がいたらしく坪井君とか言っていますが...うちの親は全く駄目です。

自分が中学一年の時に名古屋に引っ越しました。父親の所属が長崎の設計部門から名古屋の営業部門に変更になったからでした。

 

2年前にさかのぼり、北斗電子のブラシレスモーターキットというのを購入していました。

モーターはタミヤ製です。タミヤのRCカーだったら中学高校ぐらいの時期に流行っていて、作ったこともありますが...基本はブラシ「あり」のモータで、制御方法についてはサーボモーターで可変抵抗器を駆動する方法と、FET(電界効果トランジスタ)2個?で電流制御?する方式があったと思います。

それから30年たっていますが、現在ではブラシレスモーターの設定もあって専用コントローラが用意されているようです。購入したキットはタミヤの専用コントローラは使用せず、電子工作しましょうという話です。

マイコンはRX24Tという品種です。ルネサスのマイコンでRXシリーズのうち末尾にTがついているとブラシレスモーター駆動用のマイコンです。RX2xは安いマイコンです。RX6xなら高性能です。あれから2年たっているので、今はもっと高性能な品種があるのかもしれません。

タミヤのRCカーはニッカド電池6本で稼働します。電源電圧として7.2Vが必要なため特殊な感じとなりますが、別売り電源ボードの設定があります。

北斗電子というのは、新発売のマイコン製品について速い時期に評価ボードを試作販売してくれる業者ですが...

注文生産のような感じで発送までには時間がかかります。この時は発送予定が1月末ぐらいになるということで...

事前調査のようなことをやっていたようです。WEBアプリケーションのWordPressを試し始めたのもこの頃で、練習をかねて記述したブログのようなものが残っています。

とりあえず、読み返してみます。