カテゴリーアーカイブ: エア抜きホース
8mmの薄いスパナはホームセンターで買えました。
300円ぐらいです。

フロントフォークのキャップに取り付けるときは、ワンタッチ継ぎ手(金色)側にスパナをかけて、取り外す場合にはフランジナット側(銀色)にスパナをかければ、ロックナット状態が維持されることでしょう。
2つ入れているOリングですが、イモネジ自体はネジ径M5ですが、P5(内径4.8)ではなくP4(内径3.8)を使用しています。本来のエア抜きビスは、Oリングがかかるところの径が細くなっています。P4の方がいいような気がしています。
JIS規格のP4Oリングならなんでも良いので、NOKではないいい加減な?品物を買えば100個入りで数百円です。
走行後取り外して、こんな状態です。

まず、2個あるOリングのうち上側はつぶれて段付きになってしまいました。
キャップから取り外す場合ですが、ロックナットになっている2個のナットは工具をかける二面巾がそろうわけではないので、ワンタッチ継ぎ手の方を先に緩めることになります。そうするとロックナットではなくなってしまうので、フランジナットは中空イモネジに対して回転してしまいます。
つまり、取り外せません。
中空イモネジの先端に6角穴があいているので、六角レンチで取り外すことができました。他の方法としては、8mmのスパナの薄いものを入手するか、削って薄くすればロックナット状態のままフランジナットを回せそうです。また、さらに他の方法としては、フランジナットとイモネジの間を溶接なりはんだ付けなり接着なりすれば大丈夫かもしれません。
まあ、六角レンチの小さいのがあれば取り外しできます。
M5のメスネジを4mmチューブに接続できる継ぎ手が届きました。

どうやら、パッキンの類は付属していないようでした。

シールテープを巻きます!

実は、シールテープを巻いた経験は数回ぐらいしかありません。もう忘れてしまっていましたが、たいへんに薄くてたよりない感じのテープです。
使い方の説明を読んで2回転巻いてみました。
Oリングは取り外して、向かって右側からフランジナットを組み付けましたが…

中空イモネジの先端がシールテープでふさがってしまっていることに気がつきました。
巻きなおしたところです。

一度巻いてナットを通したシールテープははがせない感じのようです。さらに2回転ほど巻いて、イモネジ先端部は刃物で削り落しました。
再び、フランジナットを組み付けました。

シールテープを厚く巻いていますが、まだ余裕がある感じでした。もっとたくさん巻いてもいいのかもしれません?
継ぎ手を組み付けて完成しました。

下の物が完成品です。上の品物は市販のエア抜きボタンですが、クビ下長さを比較すると今回組みたてた品物の方が多少短いようです。
車体に取り付けてみました。

まだ仮組でナットにトルクはかけていません。
上の方に見える透明なチューブはΦ4mm×Φ2.5mmのナイロンチューブで、耐圧は1.5MPaです。継ぎ手などの部品は耐圧が1MPaの場合が多いですが、SMC他一部のメーカーだと最高耐圧3MPaぐらいの場合があります。
外径8mmのカラーは入らなかったので、Oリングを2つ入れてみます。
何か、どこかで、見たことがあるような気がするけれども、思い出さない。

こういう風になりました。

車体への取り付け確認

イモネジの先端に6角穴があるけれども、とりあえず手締めでしめてこの程度まで入りました。
ただし、フランジナット内径とイモネジ外径はシールされていないので、なんとかする必要があります。シール材のようなものを塗布するか、もしくは、接着するか溶接してもいいですね。
それから、もともとのエア抜きビスの首したが長く、このイモネジは全長20mmだったと思いますが、先端のネジが足りないくらいです。
メネジのM5から、ワンタッチ継手という製品が存在しています。
https://www.monotaro.com/p/4140/0371/
注文してありますが、4月11日出荷になりました。
10個セットで、2500円ぐらい。
それで、中空のイモネジを入手

その他、Oリング、カラー、滑り止めの無いフランジ付きナット

カラーは外径8mmだけど、もともとのエア抜きビスの首のところ?は、外径7.5mmということで、フロントフォークへの組み付けはできませんでした。
右の白いのは、外径6mm内径4mmで、空気圧用のナイロンホースを切ったものだけれども、M5のネジに内径4mmのパイプだと通らない。