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空気圧機器のSMCから圧力センサーの新製品が発売されています。
PSE57シリーズということで、従来品のPSE56シリーズよりも高圧が取り扱えて、耐電圧、防水性なども向上しているようです。

フロントフォークのエア圧を走行中も含めて測定するならPSE575が丁度良いと思います。
PSE577なら油圧も測定できるかもしれません…
コネクタとケーブルは付属しているようです。

ネット検索で探してみたところ、PSE575-02の在庫を見つけました。電圧出力の5Vで、取り付けネジはRc1/4ということで、コンプレッサーやガス缶からの空気圧なら丁度いい感じなのだと思います。
電源は12Vでよさそうですが…

「負荷」っていうのが気になります。Droggerで使おうと思っています。
外部センサーケーブルの取説にも、本体の取説にも書いていませんが、テスターで本体端子の抵抗を確認すればいいでしょうか?
あ、でも、センサーの内部に1kΩ入ってると書いてあるので、最大でも5mAしか流れないのでしょうか?でも、ドロガー端子の抵抗がそれなりに高くないと5V拾えないとかあるのかもしれません…
コネクタは2本とも付属してると書いてありました。PSE575-02ですが、ばら売りで買うと10000円/個ぐらいということなので、ケーブルぐらい付属いしててもいいですね。

配線は電源とGNDと信号線の3つだけで基本的です。
とりあえず、つなぎ間違えなければ壊れはしないような気がしてきました。
スピードコントローラの低速タイプを保有しています。
AS1001FM-06というタイプです。

流量特性は以下のグラフのようになります。

ニードル回転数10回転戻しで3L/分ぐらいの流量になるようです。
※差圧0.5MPaで測定。
ところで、エンゾー式サブタンクのテストに使用したスピードコントローラはAS2002Fでした。たまたま在庫があったので購入しています。

走行テストの結果として、閉じ切りから3/4回転戻しぐらいが良かったわけですが…
AS2002Fだと、ニードル5回転戻しでは40L/分ぐらいのようです。つまり3/4回転戻しだと、6L/分ぐらいになります。
結局、低速制御用のAS1001FMだと20回転ぐらい戻したところが丁度いいということになりそうです。
同じく低速用でも、AS2051FMなら5回転戻しで20L/分ぐらいなので、これなら3/2回転戻しぐらいで丁度いいぐらいになりそうです。
または、標準タイプでAS1002Fなら5回転戻しで25L/分ぐらいなので、1回転とちょっと戻しぐらいで丁度よくなりそうです。
ところで、私のCRF450Rですがフロントフォークのシール交換を実施した時に、再組み立てで作動油量を最低にしてあります。フロントフォークの作動油量を増やせば圧縮時に高圧になりやすく、スピードコントローラを流れる流量も増える可能性があります。
空気用を発注するつもりが水用で、また、体格ちがいで小型の製品が存在するということに気がつかず、大型の方を注文してしまいました。
空気用の小型を発注しなおして、届いた品物が以下の写真です。

値段は1500円/個程度で大型の製品より安いですが、価格のちがいは主にワンタッチ継ぎ手の有無のような気がします。製品のラインナップとしては、小型ボディでワンタッチ継ぎ手付きの製品も存在するようですが在庫がありませんでした。
小型と大型の比較です。

重量で比較すると、小型は45g、大型は80gです。
今回の場合、小型はワンタッチ継ぎ手が後付けになりますが、写真を見てのとおり重量増になると思います。
小型でも大型でも最高出力(最高圧力差)は変わりがありません。

なぜそんなことができるかというと、内部構造はポペット弁でポート径が小さければバルブを保持する力も小さくて済むからです・
以下の表より、ソレノイド(電磁石)の消費電力を比較すると、小型は2.5W、大型は3Wで違いがあります。

では、小型は何が不利なのかというと?
まず、流せる流量が違います。空気なら小さい穴でも抵抗は少ないですが、液体だと抵抗が増えて流せる量が少なくなります。
2つ目にポート穴や部品の加工精度は大型でも小型でも同じであるため、製品のバラツキなどは小型の方が大きくなります。交換したら調子が変わるというのは小型の方が発生しやすいはずです。
3つめですが、一般的に電気素子は体格が大きいほど放熱性が有利です。今回の場合、小型の製品は消費電力が2~3割小さいですが、重量は半分ぐらいです。より正確には表面積で比較するといいのでしょうが、大きい製品の方が有利な可能性があります。温度が上昇するとソレノイドコイルの電気抵抗が増えるため応答速度が遅くなる可能性は考えられます。
WEBカタログ
使い捨てではなく、噴霧する液体とガスを補充できるスプレー缶の製品が存在します。
いくつかの製品が存在しますが安いものは3000円ぐらいです。

写真はそのうちの一つですが、使い捨てではないだけあって、缶の厚みもあって塗装も厚く塗られているようです。バルブ付近は切削品のように見えます。
ガスまたはエアーを補充するバルブは米式になっています。

米式バルブなので、ムシを取りはずすことができます。
スプレーノズル部を引き抜いてみました。

ただのパイプではなく、抜けどめの段差があって、太さも使い捨てスプレー缶よりは太いようです。スプレーノズルなのでリリーフ弁の役割ができます。
延長ホースを取り付けて、アキュームレータとして使えないかと思っています。

タイヤに空気を入れるバルブには、英式、米式、仏式があって、車やバイクのバルブは米式です。フロントフォークやリアクッションに付いていることがあるバルブも米式です。
米式バルブの延長ホースという製品が存在します。
とりあえず2種類入手

入手した目的は、米式バルブから空気圧装置への継手を作ることです。
切断してみました。

どちらもゴム製品でした。
太い方は、外径12mm、内径5mm程度、
細い方は、外径7mm、内径4mm程度でした。
細い方は布の網組とセットで強度と剛性を出しているようなので、切って使うという使い方は難しそうです。