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新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言により外出自粛要請が出ている中で...
ほぼ一か月ぶりに走行してきました。
なんでも、他者との接触機会を8割削減しろとの要請ですが...
平均的なサンデーモトクロスライダーと比較すれば、私が他者と接触する機会の少なさは8割減どころではなく5%以下程度ではないかと思います ( ・∀・)ノ
イメージとしては...
去年一年間でモトクロス場で知り合いに会って話をしたのは、あの時とあの時とあの時というように...具体的に思い出せるぐらいの感じです。
だいたいみんな...
ほぼ一日中パドックにいるが...15分走って一時間休むぐらいの感じで...休憩中は誰かと話している感じでしょう ( ・∀・)ノ
昼休みは会食の時間なので、砂埃と騒音が嫌われるという感じで...
しかし...
わたしはそんなことないですね ( ̄Д ̄)ノ
たぶん、プロモトクロス?っていうのが違うというのか...
ライダーという職業があるわけではないんでしょう。
仕事の都合で乗ったりお金がもらえたりする場合はあるかもしれないが...
そもそも違っているところを無理に正当化しようとした結果として、いろいろな問題を引き起こしてしまっているように見える ( ・∀・)
とりあえず、近づくとアブナイ...カルト教団みたいになっている ( ゚Д゚)ノ
で、この日は14時に到着 ( ̄- ̄)
15時からクラス分け解除だったのですが...
計測器の調子が良くない ( ー_ー)
アプリのリビジョンがいつの間にか上がっていました。
最後に記録が残っているのが3月13日でした。
114→117なので3回マイナーチェンジしたのだと思います。
そのせいなのかわかりませんがブルトゥースの接続がおかしくスマホを再起動してからペアリングをやり直しました。
正常化
練習するというよりはうまく計測できるようにしたい感じで...
比較的頻繁にパドックに戻っています。
ラップタイム
2回に分かれていました ( ・∀・)
記録上一番速かったのは2回目走行のLap2ですが...
Lap5のあたりで計測がおかしくそのあたりにベストラップがあった可能性もあります。
でもまあ、だいたい1分46秒から47秒なのでしょう。
Lap2の動画
2周したあとフロントフォークストローク計測用の赤外線反射板が脱落しているのに気が付いてパドックに戻っています。
走行終了後に撮影した写真ですが大きい反射板に変更しようとしていました。
脱落した場所は波形でわかったので回収はできました (´Д`;)
リアの反射板も変更してありました。
こちらも走行終了後の写真です。
激落ち君?の商品名で知られる?メラミンスポンジをビニールテープで巻きました。
ビニールテープはメラミンスポンジに貼りつかないようなので...出てこれないような?巻き方にしました。
メラミンスポンジで皮膚をこするとよくないという事ですが素手で作業しただけで指先に違和感を感じました。
スポンジにした理由ですが...
スイングアームとサイレンサーの間に挟まってつぶれているように見えるからです。
発泡スチロールの場合は変形が蓄積していきましたがスポンジなら戻るのではないかと思います。
けっきょく2回目の走行ではフロントフォークのストローク量を記録できませんでした。
1回目走行のLap5も残しておきます。
走行は終了して
日没ぐらいまでいました。
サスペンションストローク速度(差分値)の算出
前回の走行に引き続いてサスペンションのストローク速度を計算してみます。
今回はSCILABという技術計算用のアプリケーションを使用します。
マットラブクローンと言われるアプリケーションの一つです。
マットラブはもともとは行列計算のアプリケーションでしたが、機能強化が進んでいった結果として電子制御アプリケーションの開発プラットフォーム?のような感じになってしまいました。
たとえば、マットラブの拡張機能であったシムリンクと組み合わせられたdSpaceというような制御専用コンピュータが存在していて、高度な制御アルゴリズムを電気の知識がない機械技術者でも実装しやすいという...
つまり、大企業の機械技術者が会社の資金を使って購入してくれる製品です。高価です。
しかし、SCILABはフランス政府が提供するオープンソースのアプリケーションです。無償です。
CSVファイルを読みこむためにスクリプトを書く必要があるかと思いましたがcsvREADという関数を呼ぶだけで読み込めました。
1回目走行を読み込みました。
GPSの軌跡
サスストローク
前回と同じことをするためにGPS軌跡からデータの位置を割り出します。
イナソンジャンプを含んでフィニッシュラインまでのあたりです。
サスストローク 赤:フロント 青:リア
差分を計算するのにDIFFという関数を使えます。
ストローク速度相当の差分値を計算しました。
ノイジーすぎるので、前回と同様に5秒間だけ抜き出します。
サスストローク 赤:フロント 青:リア
ストローク速度相当の差分値 赤:フロント 青:リア
とりあえず、考察などは省略しておきます。
SCILABに取り込めた事で理論的なフィルタ処理などをしやすくなる可能性が期待できます (  ̄ロ ̄)ノ
12月16日に測定し昨日添付したジャンプの計測波形ついて、計測に使用したスマートフォンでグラフを書きなおしました。このジャンプでしたが...
こういうグラフになります。
リアのグラフ(青線)は相変わらずおかしいですが、フロントのグラフ(ピンク線)ならわからないこともありありません 。
ジャンプを踏み切ったのが66.5秒あたりで、着地が68.3秒あたりでしょう。フルストローク時の赤外線距離センサの値が10cm程度というのは納得できます。
しかし、空中では伸びきりでしょうが52cmとするとストロークが400mm程度あることになり正しくありません...
考えられる原因としては...伸びきりの時は赤外線近接センサから遠い状況なので不正確なのかもしれません。赤外線をしっかり反射できれば有利なのでしょうが...
リアについて、反射板はダンボールでした。
やはり、まじめにやらないとダメのようです(>_<)
スマートフォンはウェストバックに入れています。
スマートフォンは京セラのTORQUEG01という機種で対衝撃性で強い製品ですが古いです。そして、丈夫なかわりに重いです。重いという事は少ないGでも大きな力が発生することになります。小型のスマホを検討した方がいいのかもしれません。
その他4か所のジャンプ計測 →
セルフスタータモータをつけて以降初めて走行しましたが、計測器(Drogger)も通電してありました。これまでは(記録媒体として必要になる)アンドロイドOSのスマートフォンは、ヘルメットのバイザー裏に取り付けて稼働状況を目視で確認しつつ走行していましたが、今回はサイドバック(ポーチ?)に入れて走行しています。Drogger(アンドロイドロガー)という装置はアプリを起動させたまま走行する必要があります。画面ロック機能というのも備わってはいますが戻せなくなったため使用していません。走行中に画面に力がかかった場合は誤動作する可能性があります。この日は3回走行しましたが2回目のみ記録されていました。
2回目走行の最後の一周のうちジャンプの多いあたりを抜き出しました。
長いストレートの終わり付近でハンドルが振られてしまい声を出してしまっています。
これで驚いてしまい走行を終了しました。
スマートフォンをバイザー裏につけなくてよいのでバイザー裏には2個目のカメラを取り付けました。
とりあえず、速いライダーではないな...という感じがします。
フロントフォークが固くて弾んでいる感じかもしれません。
振られて声をあげているところは、あまり沈み込まずに伸びきったままくねくねしているように見えます。
計測結果です。
やはりジャンプするとリアのストロークがおかしくなります。
直線の終わりに振られたところについては、波形を見ても特別な特徴は感じません、波形では振られていることはわからないのかもしれません。
リアの反射板は今回もダンボールでした。

スマートフォンのアプリは更新されることがあるようです。
リビジョンアップですが設定項目が増えていました。


車体を確認して、フロントは伸びきりで350mm程度、リアは伸びきりで500mm程度ですが、角度付きの反射板をつけると470mm程度になるようです。赤外線近接センサーの仕様から最小でも80mm以上ということでしたので...フロントは再圧縮で50mm程度しかなく、不適切な取り付けだということがわかりました。
このアプリですが使い方はよくわかっていません。サスストロークの表示はmmとパーセント表示がありますが、アップロードした動画ではセンチメートル表示になっています。計測に使っているスマートフォンが直接パソコンにつなげないため、別に用意した新しいスマートフォンを使っていますが(計測データを転送)2つのスマートフォンでドロガーアプリのバージョンが違っていました。
はじめに書いておきますが今回は計測できていません。
梅雨明け以降、連日の猛暑日続きで、この日も40度近い気温だったのだろうと思います。走行したコースはスラムパーク瀬戸で、今回初めて走行しました。なお、愛知県瀬戸市は、最高気温で有名な岐阜県多治見市の隣にある市です。
私の自宅は岐阜県美濃加茂市ですが、こちらも多治見市と可児市を挟んで近いです。自宅⇔コースの所要時間は高速道路を使用して40分程度でした。帰宅後GoProの映像を確認しようとしたところ、電源が入らない状態でしたので、microSDカード単体からデータを抽出しています。
今週も遅い時間になってしまい、到着が13:45頃、コースの下見や受付、支度などで1時間かかって14:50ぐらいから走行しています。
とりあえず、コースを憶えるために計測器はなしで走行していたところ、転倒車に遭遇し走行時間は10分程度でした。転倒した子供は意識が朦朧としているらしく、動かさないほうがよさそうだったため10分間ほどコースマーシャルしていました。
暑いのでパドックに戻ってからの休憩時間も長く、計測器を取り付けて走り始めたのは16時の走行終了時刻まで残り15分ぐらいの時間になってしまいました。
その走行1周目の計測結果
その時のゴープロ映像
その走行最終ラップの計測結果
その時のゴープロ映像
前述の通りサスストロークは計測できていませんが、1周目ではほとんど無反応だったものが最終ラップでは(計測できていないものの)反応回数が増えていました。おそらく走行風で冷えたのではないかと思い似た感じの赤外線近接センサのマニュアルを確認してみました。
シャープの製品で測定できる距離は10cm~80cmぐらいです。使用できる温度は60℃ぐらいでした。

気温は40度ぐらいでしょうが、直射日光があたっていたりするし、黒いケースに入っているので内部の温度は高い可能性があります。

その他気になるのは、林の中を走るため木漏れ日でチラチラと光っているように見えることと、路面が花崗岩の砂らしく白っぽいが、散水しているところは黒い…といった要因です。
今回はラップ計測はしないで、計測器をスタートさせるために赤外線発信器をハイエースのところにおいてその周りを1周しています。

ということで、4秒を2回ずつは身に覚えがないのですが…
夏場の対策としてはコールドスプレーを凍らない程度に使用してみようかと思います。
また、早朝などの気温の低い時間に確認できればと思っています。
なお、ゴープロは数日後に確認したところ正常に戻っていました。HERO5Sessionですが念のためSDフォーマットしておきました。
本家モトクロス録をまねて独り言モード
一週間前のことですが…
昼は過ぎて13時半ごろ到着(画像なし)
いつもに比べれば早い時間だけれども昼過ぎ…
年間メンバーは6月30日で終わってしまったので3500円払って走行。
レースに出ようとして計測器を外してしまったため、再取り付けに時間がかかり、走り始めたのは15時を過ぎてから。
クラス分けは2クラスで30分ずつ。遅い時間だからというのもあって速い人はいない感じ、さらに、気温が高くきつい感じ。だけど、パドックは木陰のところにできたので計測器取り付け作業などは楽だった。
エンジンをかけてコースに入ったのが14時50分ぐらい。
この日はソフトコースだったけれども、赤外線発信器は1コーナーの立ち上がり左側に設置した。ラップタイム計測結果は以下の通り。

コースに入った時間は初心者クラスだったので、戦意を見せないために?プロテクタは着ないでジャージの裾を出した状態でコースイン。赤外線発信器を設置するために土管のあたりからスタート地点にもどるショートカットで作業を実施していたのが、上の表でLap1、Lap2のあたりだと思う。記録媒体のスマートフォンはバイザーの裏につけてあるので赤外線信号の受信は確認できる状態。
作業が終わったかと思っていたところ…
受付の人が大慌てで駆け寄ってきた!
「クラス分けして走ってもらってるので~」「クラス分けして走ってもらってるので~」とおっしゃっているが、今一つ、何をどうして欲しいのかわからない。
時間としては15時を回って上級者クラスの時間だけど、暑さのせいか3台ぐらいしか走っていなかった。
…と、この会話の時間がLap3の3分25秒だと思う。
何をして欲しいのかわからないものの「まじめに走れ」って意味だろうと解釈して、プロテクタなしで大丈夫ぐらいのペースで4周走行…
したと思われる計測結果が残っている。
計測結果をみての通り少しずつペースを上げたのだろうけど、そろそろあぶない気がしてきたのでパドックに戻ってプロテクタを着ることにした。
フル装備状態はかなり暑いのだけど、タイム計測結果は以下の通り。

この時のヘルカメ映像
発信器の受信を一回確認してからスタート地点に戻りまじめに走る。
オレンジウェアのKXは15時から走り続けていてさすがにつらそうな感じだった。YZ85だと思うけれどもなかなかパスできず自分のペースも落ちている。赤外線発信器は1コーナーの先なのでチェッカー後そこまで走りたかったのだけど、受付の人にオコラレタばかりなので、怪しい動きにならないようチェッカー後はまっすぐ戻った。
走行直後は身体の発熱?が極端に高い状態で、急いでウェアを脱いで水をかぶった。その間吐きそうだったり咳がでたりでかなり危ない状態?
パドックが木陰で楽だったけれども20分間ぐらいは何も手に付かない状態で…その後、思いついてエンゾーサブタンクを取り付けたりしていると、16時15分を回ってしまう時間になっていた。
最後の走行のラップタイム記録がこれで、

Lap3のヘルカメ映像がこれ
赤外線発信器のところを通る時は少し寄っていく感じでS字っぽく切り返しています。

これまでコーナーのイン側に発信器を置いていますが、太陽光を避けるための庇を取り付けている事情もあってアウト側の方がいいのかもしれません。
※ギボシはやめて防水コネクタにしました。

車載計測器Droggerのラップ計測用赤外線発信器ですが、製造メーカーのホームページでは5VUSB電源を使用可能と書いてありますが、自分の保有する5VUSB電源では1分程度で電源が落ちてしまいます。
他の機器を充電するのが目的の製品らしく充電終了を検知して停止する機能があります。問題の赤外線発信器は消費電力が40mAしかないため充電終了と判断されてしまっている可能性が高いと思います。
通販で購入した名前を聞いたことがない(cheero)メーカの製品です。1500円ぐらいでした。

これが駄目だったので、エディオンでエレコムの製品を購入しました。2500円ぐらいでした。

しかし、これも同じで1分ぐらいで電源が落ちてしまいます。
ふと思いついて、2本の電池でお互いに充電しあいながらなら持続するのではないかと思い確認したところ…

cheero(チェロ?)からエレコムへの充電は可能ですが、エレコムからcheeroへは充電できませんでした。この方法の問題点として結構な速度で電気が移されてしまうようで、持続時間が長くない可能性もあるし、交代で充電放電を切り換えても電池の寿命が縮んでしまいそうです。また、どちらかと言えば危険な方法だと思います。
適当な負荷をかければいいのだろうと考えてUSB送風機を購入しました。扇風機形状では扱いにくいので通販でタワー形状?の製品を入手しました。2000円でした。

出力は3Wということなので、電圧5Vなら600mAの電流が流れているはずです。これはエレコム製で成功しました。
cheeroはだめで、1分で止まります。
関係する部品を両面テープとタイラップでまとめました。

1.エレコムで送風機を動かしながら赤外線発信
2.cheeroでエレコムを充電しながら赤外線発信
3.エレコムで送風機として使いながらcheeroを充電
という風に使えば、電力がつきることなく発信し続けられるかもしれません。この手のリチウムイオン電池は3300mAhの容量ということなので、計算上は「1」で5時間ほど持続するはずです。
土埃や雨の対策はビニール袋でいいと考えています。

青く光っているのは電源が入っている事を示すLEDです。
赤っぽいLEDが6個ならんでいますがそちらが赤外線を出しているはずです。

人間の目では光っているように見えませんがデジカメには映るようです。
この装置が起動していると、赤外線のリモコンが撹乱されるようです。エアコンのリモコンですが反応しなくなりました。
スマホの赤外線通信も撹乱されるのかもしれません?
空気圧機器のSMCから圧力センサーの新製品が発売されています。
PSE57シリーズということで、従来品のPSE56シリーズよりも高圧が取り扱えて、耐電圧、防水性なども向上しているようです。

フロントフォークのエア圧を走行中も含めて測定するならPSE575が丁度良いと思います。
PSE577なら油圧も測定できるかもしれません…
コネクタとケーブルは付属しているようです。

ネット検索で探してみたところ、PSE575-02の在庫を見つけました。電圧出力の5Vで、取り付けネジはRc1/4ということで、コンプレッサーやガス缶からの空気圧なら丁度いい感じなのだと思います。
電源は12Vでよさそうですが…

「負荷」っていうのが気になります。Droggerで使おうと思っています。
外部センサーケーブルの取説にも、本体の取説にも書いていませんが、テスターで本体端子の抵抗を確認すればいいでしょうか?
あ、でも、センサーの内部に1kΩ入ってると書いてあるので、最大でも5mAしか流れないのでしょうか?でも、ドロガー端子の抵抗がそれなりに高くないと5V拾えないとかあるのかもしれません…
コネクタは2本とも付属してると書いてありました。PSE575-02ですが、ばら売りで買うと10000円/個ぐらいということなので、ケーブルぐらい付属いしててもいいですね。

配線は電源とGNDと信号線の3つだけで基本的です。
とりあえず、つなぎ間違えなければ壊れはしないような気がしてきました。
これまでdroggerのログ機能が動作していませんでしたが、ラップタイム記録機能を動作させることで記録されるようになりました。
記録データを周回毎に整理するため、周回しないと記録できないようです。
とりあえず、ログらしきものを記録できたものの、30分程度の走行に対して100周近く周回していたことになっていたり、種々の問題点が見られます。
状況の整理はまだできていませんが、イナベの本コースを2分間程度で周回したらしい記録が、1周だけ残っていました。
スピードセンサは取り付けていないのですが、スマートフォンを持って走行してるためGPSによって、走行した軌跡や車速が保存されていいます。
今回は、写真のようにヘルメットにスマートフォンを取り付けて走行しました。

見にくくは無いと思うのですが、走行中は見る余裕が無いようです。画面を見ることによって集中力を失うような感じになってしまいました。それから、上に向いているので太陽光が画面に入る場合があります。ゴーグルのミラーレンズはやめてクリアレンズで走行しました。アプリの機能で背景を白くできるようなのでそちらのほうが見やすいのかもしれません。
記録されたデータについてですが、まず、なぜラップが切れるのかということですが…
ラップ測定は赤外線を利用していて、赤外線発信機をコース脇に置いて車体側の受信機で記録する方法です。
まず、赤外線発信器というのはこういう物で…

USB出力のリチウムイオン電池につないで使用します。
受信器はこのような感じで車体左側に取り付けてみました。

発信器を設置した場所はここで…

こんな感じに置いておきました…

記録に成功した2分間のデータに戻ると、ステップアップのあたりから周回が始まっています…
赤外線なので人間の視力ではとらえられませんが、夜だと思って1コーナーのイン側にランタンか何かが置いてあったとすると、ステップアップを飛んだ時に視野に入るのか?受光部は左側に付けたはずですが…
もう少し考えてみる必要がありそうです。
計測結果でサスストロークを拾えたり拾えなかったりしているようです。紫色がフロントフォーク、青色がリアサスですが…
測定範囲外というか450mm以上の距離になっている場合が多く、大雑把に言えば反射光が帰ってこない感じではないかと思います。
リアの方は今回初めての取り付けで、とりあえず、リアフェンダーに両面テープで貼っています…

リアフェンダーの端が折り曲げられたような形状になっているのでそこに貼りました。

しかし、鉛直な面では無いため方向が微妙な感じです。

基本的にはスイングアームとの距離を測ろうとしていますが、この角度だとタイヤからの反射光に影響されてしまうかもしれません。
フロントは前回と同じつけ方なので写真は使いまわしで…

アンダーブラケットに貼りつけていますが、アンダーブラケットの方も鍛造の抜き角でテーパーを持っています。
信頼できる測定データを得るためには、まだ、時間がかかりそうです。
センサはアンダーブラケットの右側に取り付けました。

両面テープで貼っただけです。
平面形状のプラスチックを測定対象物として取り付けました。

これも両面テープで貼っただけです。
計測器本体については、センサのケーブルが短いため前後逆な感じの取り付けになりました。

両面テープで貼りました。
ケーブルはペリメータフレームとラジエターシュラウドの間を通しています。

ケーブルは長すぎたようです。

CRF450Rの場合、ここが正式なバッテリー配置場所です。

※エアクリーナーは交換しておきます!
バッテリーを取り外さないと作業しづらいような気がします。
スマートフォンはヘルメットにつけてみたのですが…

近すぎて良く見えない感じでした。
また、コーナリング中は車体もライダーもバンクしているため、コーナー出口がライダーから見て上の方向に見えます。この取り付け方だと、スマホが視界に入ってしまいコーナーの出口が見えない感じでした。
予定を変更してスマホは車体に取り付けました。


実際に走行してみたところ…
落ちました。
とはいえ、何とかなりそうな感じはします。
計測器とスマホの接続は無線(ブルトゥース)なので、スマホを車体に取り付ける必要はないのですが、走行しながら画面見ることができます。走行中に画面を見る必要がないなら、サイドバックなどでライダーの体に備えてもいいと思います。
他に、ヘルメットの顎のあたりに取り付ける方法も考えられますが…
なお、現状では計測器のログがとれていません。
ラップタイム信号が無いととり始めないか何かの事情がありそうなのですが…
droggerのストロークセンサーについて、車体に取り付ける前に、どのような傾向を持っているか確認しておきます。
まず、drogger本体に12V電源を供給する必要があるため、ハーネスを作成します。

ショートすれば発火するでしょうから、ヒューズはつけておきます。手持ちの品物で5Aです。
防水コネクタは持っていないので、ギボシ端子を使います。耐水性は無いと思います。
ケーブルの長さは全部合わせると1.5mぐらいあると思います。
drogger用の赤外線センサです。

ノギスがインチスケールになってしまっていますが、30mmちょっとぐらいの大きさです。
この手のセンサは応答速度が遅く、50msec(20Hz)ぐらいらしいですが、この品物は50Hz(20msec)を実現しているそうです。
ステーはホームセンターで買ってきた樹脂のアングルと両面テープで済ませます。

センサの重量が軽いしケーブルもついているので大丈夫でしょう。
テストを開始します。
樹脂アングルは意外に脆くてニッパーで切ると割れました…
まず、40mmよりも近いと認識しないようです。

写真の左下付近にある水色線2本の長さが、サスストロークということになります。左側がフロントです。
140mm

240mm

ここでフルストロークになってしまいました。
スマホのアプリに設定項目がいろいろとあるのですが…
グラフスケールの最大値という項目があって、ストロークの最大値が250mmになっていたので400mmに変更しました。

再度、40mmから…

140mmはとばして、240mm

フルストロークにはなっていません。
340mmではフルストロークになりました。
最大ストロークの設定は、車体取り付け後に再検討する必要がありそうです。
反射板として使用している樹脂アングルの幅を狭くしてみました。
まず、40mm

140mm

240mm

フルストロークになってしまいました。
どうやら、うまくいっていないようです。
意地悪ですが、横にずらしてみました。
40mmですが…

半分以上ストロークしているような測定値になっているようです。
140mmでフルストロークになってしまいました。

次に、角度を45度ぐらいずらしてみました。
40mm

結果は良好のようです。
140mm

問題ない結果のように見えます。
反射板という考え方は違うのかもしれません…
赤外線ということですが、可視光線に近い周波数の電磁波なわけで、可視光線でみて見えるようなものなら何でもいいのかもしれません。
ただし、どこを見るかというのは決めておかないといけない気がするのですが…
取り付け方法の候補です。
想定よりもケーブルの長さが短いため、センサをアンダーブラケットに取り付けてフォークプロテクタの先端に対象物をとりつけようと考えています。

たぶん、大きいものが認識しやすいんではないかという気がします。例えば発泡スチロールの大きいのとか…
別案ですが、アウターチューブにセンサを取り付けて、ブレーキキャリパの距離を測る手もありそうです。

この場合…
1.ケーブルが短い
2.飛び石や泥が当たりやすい
3.キャリパーのどの部分からの反射に強く影響されるのか?
といった、懸案事項があります。
droggerマニュアルではタイヤの表面を見るということでしたが、モトクロスだと泥がついて見えなくなりそうです。