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バイオニックブーツとマッキベン人工筋肉を組み合わせれば

 

恐竜の直系子孫は鳥類らしく、哺乳類に比べると完成度の高い生物だと書いてあるのを読んだことがあります。

陸上の脊椎動物が走れるのは筋肉の反応が速いからではなくて、腱に弾力性があるのでジャンプを繰り返して走れるそうです。

 

このバイオニックブーツについているゴムチューブはマッキベン人工筋肉に似ているような気がします。

ブリジストンが研究している歩行補助の人工筋肉と組み合わせれば...

 

ナイロンチューブの外径について

 

これまでのところ、直感的な判断でナイロンチューブは外径4mm、内径2.5mmの製品を使用しています。チューブは細いほど耐圧性能が高いと思いますが、細すぎると管路抵抗が発生して可変絞り弁による調整が難しくなります。

前回のテスト走行で使用した可変絞り弁(スピードコントローラ)はSMC社のAS2002F-04でした。型式表示方法においては、枝番の04が外径4mmを意味しています。

 

該当可変絞り弁の流量特性です。

テスト走行の結果、暫定的には締め切りから3/4戻しがベストでした。グラフ上赤矢印付近で使用していることになります。

ところで、上記グラフはニードル回転数10回転付近で03、04、および、06、07の2つに分かれています。前述の通り、枝番はワンタッチ継ぎ手の対応チューブ外径ですが、03は5/32インチ、04は4mm、06は6mm、07は1/4インチになります。4つの線ではなく2つの線であることから、ワンタッチ継ぎ手以外の部分に最少内径の部分があるのでしょう。

また、グラフの線が2つに分かれるのはニードル回転数が8回転ぐらいより大きい場合のようです。今回制作したenzo式サブタンクは、暫定的にですが締め切りから3/4戻し付近を使用すると良いようでしたので、チューブの太さは外径4mmでも問題なさそうです。

 

enzo式サブタンク取り付け

オリジナルのenzoサブタンクは、左右2個別々で、

それぞれがホースで接続されてから、左右のフロントフォークに縛り付ける感じでした…

フロントフォーク内のエアは、ミスト状になった作動油を含んでいるんでしょうか?そのサブタンクには、作動油が蓄積しやすく、ほぼ、走行毎に取り外して、溜まった作動油をフォークに戻す必要がありました。

ということで、今回は、フロントフォークより高い位置にサブタンクを設置しています。

エア抜きビスからの接続はなんとかなったようです。

スピードコントローラという名称の絞り弁

 

補充可能なスプレー缶

 

使い捨てではなく、噴霧する液体とガスを補充できるスプレー缶の製品が存在します。

いくつかの製品が存在しますが安いものは3000円ぐらいです。

写真はそのうちの一つですが、使い捨てではないだけあって、缶の厚みもあって塗装も厚く塗られているようです。バルブ付近は切削品のように見えます。

 

ガスまたはエアーを補充するバルブは米式になっています。

米式バルブなので、ムシを取りはずすことができます。

 

スプレーノズル部を引き抜いてみました。

ただのパイプではなく、抜けどめの段差があって、太さも使い捨てスプレー缶よりは太いようです。スプレーノズルなのでリリーフ弁の役割ができます。

 

延長ホースを取り付けて、アキュームレータとして使えないかと思っています。

米式バルブ延長ホース

タイヤに空気を入れるバルブには、英式、米式、仏式があって、車やバイクのバルブは米式です。フロントフォークやリアクッションに付いていることがあるバルブも米式です。

米式バルブの延長ホースという製品が存在します。

とりあえず2種類入手

入手した目的は、米式バルブから空気圧装置への継手を作ることです。

切断してみました。

どちらもゴム製品でした。

太い方は、外径12mm、内径5mm程度、

細い方は、外径7mm、内径4mm程度でした。

細い方は布の網組とセットで強度と剛性を出しているようなので、切って使うという使い方は難しそうです。

 

 

マッキベン型ゴム人工筋肉でステアリングダンパー

利点があるとすれば…

1.重量が軽い

2.ライダーの体に干渉しても大丈夫

3.柔軟性がある

4.制御すればハンドルを操作できる

 

マッキベン型人工筋肉

 

電気の配線を束ねて保護する目的で使用するチューブで、網組チューブというのがあります。強度はわからないですがナイロンよりは硬い材料だと思います。

マッキベン型人工筋肉と同様に、複数の繊維を斜めに巻いたような構造をしています。

黄色いのはペンシル型の風船です。風船細工に使う品物だと思います。細いのは新品で長くなってしまったのは一回ふくらませた物です。この風船は膨らませると1m以上の長さになります。

白色透明な品物は6mmのナイロンチューブです。空気圧用です。白いジョイントが2個ありますが、エアツールの差し込みに空気圧のナイロンチューブを接続するものです。

ペンシル型風船の口には6mmナイロンチューブをそのまま差し込みます。網組チューブはタイラップで絞ることにします。

見えにくいですが、網組チューブのなかにペンシル風船があります。タイラップで縛った長さよりもペンシル風船の方が短い状態です。

ペンシル風船を膨らませてみた結果です。

網組チューブに隠れていて見えにくいですが、膨らめなかった部分があって段付きになってしまいました。ペンシル風船というのは長さが伸びながら膨らんでいきます。網組チューブの中を移動しながら膨らみますが、一部が引っかかって止まると別の部分が膨らみだしたりします。

分解してペンシル風船を取り出しました、写真で下側の一本です。部分的に膨らんでしまっています。

フリー状態で一回ふくらませた風船(先ほどの図で上側の一本)で試しましたが、結局、段付きになりました。よく考えてみると、膨らませることにより1m以上の長さになる品物でした。

結局、2本ともこんな感じに…(>_<)

フロントフォークのエア抜きビス2