ナイロンチューブの外径について
これまでのところ、直感的な判断でナイロンチューブは外径4mm、内径2.5mmの製品を使用しています。チューブは細いほど耐圧性能が高いと思いますが、細すぎると管路抵抗が発生して可変絞り弁による調整が難しくなります。
前回のテスト走行で使用した可変絞り弁(スピードコントローラ)はSMC社のAS2002F-04でした。型式表示方法においては、枝番の04が外径4mmを意味しています。
該当可変絞り弁の流量特性です。
テスト走行の結果、暫定的には締め切りから3/4戻しがベストでした。グラフ上赤矢印付近で使用していることになります。
ところで、上記グラフはニードル回転数10回転付近で03、04、および、06、07の2つに分かれています。前述の通り、枝番はワンタッチ継ぎ手の対応チューブ外径ですが、03は5/32インチ、04は4mm、06は6mm、07は1/4インチになります。4つの線ではなく2つの線であることから、ワンタッチ継ぎ手以外の部分に最少内径の部分があるのでしょう。
また、グラフの線が2つに分かれるのはニードル回転数が8回転ぐらいより大きい場合のようです。今回制作したenzo式サブタンクは、暫定的にですが締め切りから3/4戻し付近を使用すると良いようでしたので、チューブの太さは外径4mmでも問題なさそうです。
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