5月12日 イナベモータースポーツランド 15時から20分間ぐらい
この日は朝からイナベにいってやろうと思っていたのですが...
習慣というのは恐ろしいもので14時ぐらいに到着 ( ー_ー)
そもそも14時ぐらいにならないとイナベに着かなくなったのは15年ぐらい前で、ワークス担当をやめたのにワークスライダーと遭遇してはまずいので時間帯をずらしたのが始まりだったような気がします...
2015年あたりからもういいだろうと思って普通な感じにしてみたものの、ここのところまたおかしくなっていますね ( ー_ー)
30分ずつの2クラス分けでしたが、速い人といってもIBがいるくらいでたいしたことはない感じで ( ´ロ`)ノ
15時までまって上級者クラスで走りました。
ラップタイムです (  ̄ー ̄)∩


Pit-Inというのは計測アプリが終了するというか、画面前面に表示されていない状態になってアプリを立ち上げなおした場合のようです。
少し休んでスマホを見た後のLap7が一番速かったようです。
Lap7のヘルカメ映像と計測結果を残しておきます。
30分のクラスわけですが、2分弱の走行を7周なので15分も走っていない感じということになります。
4月29日のコスモでリアのストロークを計測できるようになったはずでしたが、今回は失敗でした。
ストロークセンサをとりつけていた両面テープがはがれていました。
わかりにくいですが、左が走行前で右が走行後です。
ケーブルに頼ってぶら下がっている状態だったので付近にある車体までの距離が測定されていただけだったのだろうと思います。
走行時間は15時から15時半の30分でしたが...
30分のインターバルをおいて、16時からクラス分けなしのフリー走行でした。
そこで、チェーンスプロケット交換を行ってからもう一度走行しようとしていましたが...
失敗しました ( ー_ー)
まず、各部が固着していて作業が進まず30分で終わる感じではなかったことと ( ー_ー)
チェーンはあらかじめ切っておいたのですが...
標準の状態ではドライブスプロケット13T、ドリブンスプロケット49Tで、チェーンのコマ数は114Lだそうです。
購入したドリブンスプロケットは52Tで、チェーンは120Lなので...
117Lにしたいわけですが...

チェーンのコマというのはローラー部?とプレート部?のワンセットで2リンクが基本単位になっています。
つまり、117Lが目標だとすると116Lか118Lかどちらかということで...
短く切ってしまうと修正できないため118Lで準備していました。
それで、結論を言うと、チェーンテンショナー?の調整範囲外でした ( ̄へ ̄; ムムム
結局どうしたかというと...
伸びきっているチェーンとスプロケットに戻してあります。
一か月ぐらい前の写真でこんな感じでした。

こちらが新品のスプロケット

歯の厚みで言えば半分から1/3ぐらいまで減ってきているように見えます ( ・∀・)
ところで、次の写真は250Fで使用していたドリブンスプロケットで、歯が飛ぶまで使用したものです v( ̄ー ̄)v

比較のため新品と重ねてみた写真 ( ・∀・)ノ

49Tと52Tの比較のため半径も違います。
自分の考えですが...
勘合部がスチール対アルミという場合には、接触面積は大きくて表面処理がはがれない程度の面圧になっているのが普通だろうと思います。
アルミのドリブンスプロケットは消耗が速いのでしょう。
チェーンが伸びれば力を受けるスプロケットの歯が数枚だけというような状況になるのかもしれませんが、アルミのスプロケットは簡単に磨耗するので、結局は勘合している全ての歯で力を受けることになりそうです (  ̄ー ̄)ノ
なので、この場合、チェーンが切れるという可能性は低くて、ほぼ100%近くアルミスプロケットの歯が先に飛ぶのだろうと思っています (σ ̄ー ̄)σ
ただし、車両の加速と減速が切り替わるときにスプロケットの磨耗によるガタが影響するとか、チェーンの各コマの接続にガタが増えてくるので横に暴れるとか、剛性が落ちるのでクラッチをつないだ時の感じが変化してくるというような不具合が発生する可能性はありそうです。
歯が飛んだスプロケットですが、一度チェーンテンショナー?の調整範囲限界までチェーンが伸びた物を2リンクカットしてさらに使用しました。
切断に使用した工具は先ほどの写真の物で...

中国製で500円/個ぐらいの品物です ( ´ー`)
この工具で、これまで、3回のチェーンカットに成功しています!
ただし、見るからに製作精度の悪い製品で、強度的にも不充分というか各部が変形するほどの力を加えないと切断できない感じでした。
どうやら、520チェーンというのはそれなりに強い製品らしく、420?ぐらいならこの工具で平気でも520だと回数を繰り返すにつれて成功確率が下がっていくのではないかと感じています。
そこで、420?用と520用を型番で分けているような3000円/個の製品を入手しました。

片山チエンというメーカの製品です。
作業手順が書かれた説明書がついていて錆び止めの油が塗布されていました。
切ってみました。

チェーンを挟んで固定するボルトは17mmのスパナで締めつけます。
多少重たいぐらいの感じで切ることができました。

これまで使用していた400円/個の品物と並べてみました。

ピンをおすためのハンドルは片山チエンの製品の方が細いくらいですが曲がりませんでした。ねじ込むのに必要な力も小さめだたっと思いますがハンドルの材質も違うのかもしれません。
400円の物はチェーンを挟むボルトが17mmと19mmの間でどちらともあいません。18mm巾なのかインチサイズなのか?少なくとも手持ちの工具ではモンキーレンチしか適合しませんでした。
押しピン?部の拡大写真

同心度の精度も違いますが、片山チエンの製品はピンの先端にテーパーがあります。カッターピンは消耗品なのか単品購入できます。
チェーンを挟む受け側

受け側も別体パーツになっています。消耗品というよりは材質や精度の異なるパーツで構成したかったのではないかと思います。
自分もオートバイのサスペンションを設計していた時期がありますが...
母材がアルミの複雑な形状というような場合だと、精度を出したり硬度の高い材質を使用するために、 機械的な接触部を旋盤加工出来そうな別体の部品にする場合がありました d(⌒ー⌒)