フリーで使える回路設計CAD(水魚堂BSch3V)
レースが終わって3月中旬ぐらいの記録です。
レースの方は(例によって)真ん中より前ぐらいというか12位~15位付近の結果だったと思います。キッズあがりの高校生が10人ぐらいて、20代から30代で良く走れるのが5人以下ぐらいで...その後ろぐらいです( ´ー`)
ようするに、この時です。
29番と接触しています。29番はキッズあがりの高校生でこの年のチャンピオンになったと思いますが、オートバイは程度もよさそうでない2スト125です。私は41番ですが、初めて購入した新車の450に乗り始めて一か月ちょっとのオッサンです。平らな所で加速するだけなら差はつかないということですねぇ... (  ̄ー ̄)
本題のほうです。
会社の仕事で電気回路図を書く時はプロテルというCADを使いますが、もちろん有償で立派な製品です。
2017年3月当時、いくつかのフリーウェアを検討したようで...以下も引用...
フリーウェアを探してみると、試作プリント基板を作ってくれる業者でP板.comの紹介ページがでてきました。
フリーウェアで有名なのが、水魚堂のビースケですが、P版.comの都合で、CADLUSの無償版があるようです。
また、DesignSparkPCBというのが、RSの都合で無償になっているように見えます。
プロテル99は無償で使ってもいいということになっているらしくダウンロード出来るというのを試しましたが、CDROMのコピーをネット上に置いてあるだけのようでした。
2017年3月だと電気工作の師匠みたいだったY田さんがまだいて、すいぎょすいぎょ言うので...まあ、すいぎょ使っとくか...という感じでした。
ここからが水魚(すいぎょ)の話 v( ̄Д ̄)v
P板.comのCADLUSは水魚堂のBSchをもとにしているという記述があったので、BSch3Vの方も確認してみます。
水魚堂さんのホームページから直接ダウンロードできます。
また、Vectorなどにもあるようです。よく知られたフリーウェアのようです。
http://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm
上から30行目あたりのリンクをクリックするとダウンロードできます。

普通にZIPファイルがダウンロードされます。

解凍します。

README.htmファイルが存在します。
インストーラーは存在しないということなので、解凍してできたフォルダを適当なところに移動して実行することになります。

また、VC++のランタイムライブラリをインストールする必要があるとも書いてあります。
インストールプログラム(vcredist_86.exe)が、解凍してできたフォルダ内のRuntimeフォルダにあります。

vcredist_86.exeを実行します。

2分ぐらいだと思います。

REDME.htmファイルによれば、
bsc3v.exe ← 回路エディタ
lcov.exe ← 部品ライブラリエディタ
となっています。
回路図エディタbsc3v.exeを実行してみます。

シンプルな感じです。
部品ライブラリエディタlcov.exeを実行してみます。
開くメニューから、ANALOG.LB3を開きます。

小学生でもわかる回路図を描いてみました。

簡単に描けます。
CADLUSサーキットと比べても、さらに、直感的に普通な感じがします。
CADLUSは線をひく時の操作がいまひとつ不自然でしたが、これは自然な感じがします。
追記
ショートカットを作成しました。

CADLUSと違い、複数のアプリケーションで構成されます。
ネットリスト出力は、nl3wで出力できました。

LED.netの内容は以下の通りです。
$PACKAGES
! LED; D1
! R; R1
! BATTERY; V1
$NETS
N00000; R1.1 V1.1
N00001; D1.2 V1.2
$END
pl3wを使うと部品表ができます。

LED.csvの内容は以下の通りです。
,”D”,1,”LED”,””
,”R”,1,”R”,””
,”V”,1,”BATTERY”,””